【7周年のご挨拶】


本日をもってドゥーアールは7周年を迎える事となりました。
いつもお支え頂いている皆様方に、この場を借りて心より厚く御礼申し上げます。

毎日ベストを尽くす事だけを考え続けてきたこの7年。必死で積み重ねてきたこの技術で、実力のみで、どこまで勝負できるものなのか? やみくもに評価を取りにいったりはせず、ただ自分が信じるこの道で本物の価値を表現し続けていけば、きっと一人でも多くの方々のお役に立てるはず。そう意気込み、唯一無二の価値を目指して造り上げたのがこのドゥーアールでした。
事を成し遂げる時にはどれだけ自己研磨を重ねたとしても環境や時の運、他人の助けなどがどうしても左右してしまうもの。そんな時には焦らずじっくり腰を据え、安易に結果を求めたりせず、いつかのその時に備えた準備を整える事が最善だといつも自分に言い聞かせてまいりました。

モノの価値というのは必要とされている方に必要なものを提供するという事が大前提。
最近では少しづつ届けたい方に届けたい価値をお届けできている手応えを感じる事が多くなってきたように思います。これもひとえに日頃からこのお店の価値観に共感して頂ける方々のご尽力の賜物だと大変に有難く思っております。 またその価値を表現できるこの場所がある事が、何よりも恵まれている幸せな環境なのだと思えてなりません。

この場所を通じて本当にたくさんの素敵な出会いをいただいております。
昨今では未だにお客様は神様だと自分を神様扱いする事を強要する非常識な方も注目されておりますが、現場にいる者として、本当にそんなお客様ばかりだったら私はもう現場には立っていないのかもしれません。
この仕事を通じて本当に心から素敵だなと思える方が世の中にどれだけたくさんいるのかを教えて頂きました。 そして想像を絶する程のお気遣いに、何もお返しできない自分の実力を恨めしく思う日々が、今日までの自分を奮い立たせてきたように思います。
この仕事をしていなければ、このお店を作っていなければ、自分の存在価値はたかが知れたもの。今は心からそのように思います。

知識とは基礎を身につけること
経験とは感覚を養うこと
感性とは血を通わせること

このお店がいつまでも心震わせる価値を表現し続けていけますように、焦らず奢らず、ゆっくりと。年を重ねることでしか表現できない奥ゆかしい輝きを携えこの8年目も励んでまいる所存でございます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2018年8月10日
小屋敷 一貴 (Kazuki Koyashiki)

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